α1。戦って相手を破る方法は極論で二つ。外部からの攻撃か、内部からの崩壊か。武力植民制圧か、内政傀儡乗っ取りか。何をこの時代、この日本でと思うや知れぬ。もちろん人間社会は平和が一番だ。平安や平穏の中で、人々が子を産み、育て、そして自然に死んでいく。しかし何か違うと警告を感じる。
α2。「殖産興業」「富国強兵」。明治維新におけるスローガンだ。国力の基本は人口にあるとし「産めよ、殖やせよ」と人口増強政策が取られた。是非を問うのではない。日本がアジア黄色人種の中、近現代へ、先進国へと離陸したのは確かだ。人口数は他要因と適切に組み合わされば国の活力であるのだ。
α3。「少子高齢」「大量移民」。これを是とし、疑う前提のないまま話や政策が進められている。疑う力がない頃は大量報道で当然と受け取ってしまう。しかし違うと感じることも正常だ。日本なのに日本人が他民族に急激に入れ替わっている。満州・朝鮮半島・台湾の統治経験もある、この日本がだ。