α1。「芸術は爆発だ!」。岡本太郎氏の言葉だ。私にはさっぱり意味が分からない。しかし凄いとは思う。何だかよく分からないが、何となく凄いなと感じる言葉と言えば伝わるか。最初に言った新規性もあるだろう。おそらく彼の作品や著述を見聞しないと理解できず誤解を招く言葉なのかもしれない。
α2。なぜ分からないか。省略されている部分が多いからだ。色々と言いたい事や、含んでいる背景を知れば成る程となるだろう。背景知識の有無や、欠落部分への想像力が必要になる言葉なのかもしれない。省略しすぎで意味不明。それでも凄いと感じたのは何か。何かを考えたら勢いだと気付いた。
α3。勢いこそ必要だよと彼は言いたかったのかもしれない。勝手に解釈しても本人に違うと言われればそれまでだ。しかし、こういった想像できる余地を他の人に残している所が芸術家たる所以だろう。映画で、結末がどっちか分からず、視聴者が選択し想像できる作品がある。この言葉にそれを感じる。