α1。 人間が物事に納得する側面には、論理と感情がある。人によって、状況によって、男女によって、割合は異なる。ここでは論理の面についてのみ考える。人に論
理的に納得して貰うには、論理的な説得が必要だ。この理詰めの論理が弱いと説得力は落ちる。力強い論理が必要。この力が論理力だ。
α2。 論理力には様々あるが、ここでは文章における論理力を取り上げる。それは起承転結にある。起承転結は文章における有名な理論の型だ。文章には様々な形があ
り、詩歌から小説と幅広い。しかし内容を分析すると説得力を持つ文章の多くは起承転結の型を取っている。磨くは起承転結の型ということだ。
α3。起承転結の型を身に付ける。それには武道の型の如く繰り返すことだ。起承転結という型を意識し、型にあてはめ、型の中で文章をひたすら書く。それが論理力
の基礎となる。論理力の向上につながる。短い文から始めよう。例えばこうだ。朝だ(起)。雨だ(承)。晴れた(転)。出かけよう(結)。